工事期間中に一番細かく監理をするのが基礎部分。
地面の中や、コンクリートの中に埋まってしまうため、
後から見ることが出来ません。
また、失敗や不具合があったときの修正や変更が難しく、
引き返すことが出来ないのが基礎工事です。
施工者の管理、設計者の検査、それだけではまだ足りず、第三者機関の検査まで受けています。
こんな感じ。
このところ、現場が次々と始まり、基礎検査が続いています。
こちらは直径9mのフラードーム。
ドームパネルが載る部分は、RC(コンクリート)製の壁とします。
屋根全体の全荷重がこの壁に載り、更に強風が吹いたとき、ここには外に倒れようとする非常に大きな力が加わることが、計算によって求められます。
その対策として、5ヶ所の立ち壁は、全てRC造としています。
外に向かって回転しながら倒れようとする力を、押さえ込ませる。
ドームがいくら強くても、その下の基礎が弱いと意味がありませんからね。