小さなフラードーム小屋をつくる(その2)

同じ軸材が何百本も。

間違えてたら怖いなあ、、、
とかつぶやきながら
三角を作る工程に入っていきます。

三角パネルの端部、はしっこには、
5つ若しくは6つの三角が集まってきます。

屋根面を鉄板などの
つるっとしたシャープな材料にする場合は、
三角の集まる部分にずれがあると
デコボコが目立ってしまいますので、
出来るだけ図面通りに作りたいところです。

ここでも同じ物を何個も何個も作ります。

軸材のカットの時同様に、
深く考えなくてもぴたっと作れるように、
ここでも先に治具を作りました。

原寸大の図面をベニア板に貼り付けて、
その上で組み立てられるようにした、
枠組み専用板。

3種類の三角の分、
3種類の枠組み専用板を作りました。

ポイントは、
軸材を上に置くだけで、
ぴたっとコーナーの角度が合うところ。

ずれないようにビスで止めていきます。

この上で、またまたコツコツ大量生産です。



こうして出来上がった5つの三角を、
それぞれボルトで止めて組み立てた最初の五角形。

小さいながら、なかなかの存在感です。

フラードームの象徴図形とも言える、
基本の五角形は、
やっぱカッコいいですねー

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一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
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一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。