フラー型ドームハウスの1階床の形状は、十角形。
長い辺と短い辺とが、交互に並んでいます。
ドームハウスのサイズは直径で呼ぶことにしています。
直径10Mのフラー型ドーム、という具合です。
この直径とは、床の中心から外周部分の角までの距離の倍。
床の角部分での半径を2倍した数を、
「直径=ドームサイズ」と表現することにしています。
なぜ角かと言うと、
この十角形の全ての角を通る円を描いてみると、、、
こんな風に「外接円」になっている訳です。
ドームを家として考える時には床面積が大切な数値となります。
しかしこの直径10mのドームハウスの床面積が何坪かというと、これが難しい。
円の面積なら簡単に出せますが、異形十角形の面積を正確に出すのは大変です。
そこで、7m~13mまでのフラー型ドームの床面積を並べて描いてみました。
50cmピッチで13個。
1坪は畳2枚分ですので、例えば10mの21.78坪は、
43.56帖の広さと言うことになりますね。
<追記>
大型のドームハウスは、
通常の構造フレームの作り方では安全性を確保し難いため、
なかなか実現出来ませんでしたが、
大学の研究機関と共に破壊実験を行う等の研究が実を結び、
昨年、直径15Mの大型ドームハウスを竣工させることができました。
近年は大型ドームのご要望も増えてきたため、
13.5m~15.0mの大型ドーム面積も追加しておきます。