加工してもらっていた鉄!
バチバチと溶接をし、図面通りの冶具が形になってきました。
このパーツは、破壊実験体を実験装置に取り付けるためのいわゆるアダプター。
そのままでは実験装置に設置することが出来ない五角形や六角形のパネルを、この冶具を使って取り付けます。
夏の間に作ってもらっていたこれら冶具。
クレーンでトラックに積み込み、いよいよ実験室へ運び込む日がやってきました。
冶具を問題なく実験装置に取り付けることができるか?
その冶具に問題なく破壊実験体を取り付けることができるか?
心配はいろいろとありましたが、そんな心配は全く無用でした。
さすが、半世紀の間、鉄を相手に戦ってきた職人さん。
素晴らしい精度で冶具を完成してくれていました。
特殊な加工箇所があり、その加工をするための機械までわざわざ手作りで製作した上で、この冶具を作ってくれたとのこと。
心から感嘆いたします!
五角形のドームパーツを取り付けてみたところ、すごい迫力ですね~。
これを次回はいよいよ壊す!
そしてデータを収集するのです!!