建築の専門家たち
ドームの前に、まずログハウスの話を。
日本のログハウスの源流は、昭和8年、上高地に帝国ホテルがつくられたことから始まります。
その後、1970年代から徐々に増え、各地に輸入ログやハンドメイドログがつくられました。
しかしその構造解析は難しく、近年まで技術的な設計指針がつくられることはありませんでした。
そして、1990年になり研究も進み、やっとこの技術基準が世に生まれました。
「丸太組構法技術基準・同解説」1990年版です。
この技術指針を使用し、日本中のログハウスが設計されて行き、13年後の2003年、右の2003年版として更に進化を遂げ法改正され、現在に至っています。
さて、この基準書の目次にはこの基準をつくった、そうそうたるメンバーの方々の名前が載っています。
そのメンバーの方々、委員の一番上。
日本の木造建築を背負って立っていらっしゃる先生方です。
そんな方々のご協力の下、私たちはドームハウスの開発、発展、普及に努めております。
こちら、一昨年の最初のミーティング風景です。
木造建築の大家 平嶋先生 を中心に打ち合わせを行いました。
みなさんのドームハウスが、安全で幸せな家になるよう、
多くの方々のご協力の下、日々がんばっています!