こちら、水に強いクリの無垢材を使った手洗い台です。
設備メーカーのショールームには、
プラスチックっぽいものが多いですので、
無垢の木で家具を作ってもらいたい、
というご要望が多くあります。
でも、手作りで家具をつくってもらう場合、
何をどう指定すれば良いのか分からないですよね。
簡単なのは、洗面ボウルと蛇口、
扉の取手(つまみ)だけを指定する方法。
ここでは、アンティーク調の蛇口と、
カウンターの上に載せるタイプのボウルを、
ネットで施主さんに購入して頂き、
現場に支給していただきました。
つまみは、蛇口のデザインに合わせて、
家具屋さんに作ってもらったものです。
小さなつまみのデザインひとつで、
全体のイメージをガラッと変えることができます。
ちなみにこのつまみ、
塗ったのではなく、無垢の木そのものの色です。
黒檀(こくたん)や紫檀(したん)、
ローズウッドなど、ちいさなつまみだけであれば、
こういった珍しい木を使うことが出来る場合があります。
家具屋さんの手元に、運良く板切れがあれば、ですが。。。
いつも手に触れるところは、
好みのデザインにしたいものです。
好きなものはいつまでも大切に使いたくなりますので。