ドームハウスの天井は、化粧ボード張り、塗装、珪藻土、突板張り、無垢の板張り等、といろいろな仕上げ方法があります。
普通の家との違いは、60枚ある三角をどうやって張っていくか。
普通は板を張る方向を考えるだけですので、縦張りか、横張りか程度の選択しかありません。
しかし三角形が60枚並んでいるドームハウスの天井は、どこを基準に、どっち方向に張れば良いのか、、、
60枚の三角は、5角形と6角形に分類することができます。
上の写真では、真ん中に6角形。
その右下と左下に5角形がありますよね。
三角は5角形用と6角形用の2種類しかありません。
5と6、それぞれの外周辺に平行になるように、
5、6角形の中心に向かって張っていくのが一番きれいな張り方です。
張られる板は、全て台形。
左右を斜めにカットした板を張っていきます。
張られる板はすごい数。
でも、三角形は2種類しかありませんので、それぞれのサイズの板を前もって準備しておくこともできます。
天井板張り仕上げは、自然素材に包まれた、柔らかい雰囲気になりますが、張るのは根気のいる作業ですね。
そして完成すると、、、
きれいですね。