独自開発ドームの組み上げ風景

こちらのドームハウスは、
最下段のパネル形状が
通常のフラー型ドームハウスとはちょっと異なります。

下まで三角なのが最大の特徴。

通常のフラードームより三角の枚数が一層分多いため、
より丸っこく見えますね。

通常、一層分三角を多く作る場合は、
こんな風に球体を構成する三角を、
そのまま建物の一部として利用することが多いです。

球体利用の三角構成

 

よくある球体となる三角パネル構成のドームハウス

 

フラー博士の自宅もこれ。 フラー型ドームハウスの三角構成

しかし独自開発のドームハウスでは、
地震の横荷重に対して
ぎゅっと踏ん張ってくれるよう
最下段のパネルをデザインしてあるんですね。

丸くてかわいいだけじゃないんです。

 

 

では、そんな構造強化型ドームハウスの
組み上げ風景、タイムラプス映像をどうぞ!

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。