我が家の薪ストーブ話(その2)

ホイールストーブを使っていると、薪が燃え残ることがありました。 部屋が暖まり、空気口を細く絞って弱火にした時に、燃え残ってしまうことがだんだんと分かってきました。

小さな火になっているときは、ストーブの周りもそれほど暖かくありません。
もしかして、鉄が冷めてしまい、薪の熱が鉄に奪われて消えてしまうの???

鋼鉄製のストーブは、暖まるのも早いですが、冷えるのも早いです。
そこで、内部に蓄熱体を入れてみることにしました。

熱を長時間蓄積するものといえば、重くて堅い、密度の高いものが適しています。 煉瓦やタイル、石など、身直にある物をストーブの中に積み上げてみました。


灰がたまり、蓄熱体が灰に埋もれてしまうくらいになると、火が消えた数時間後も、灰の中にオキになった炭が赤々と残っていることもありました。

でもこれ、灰のおかげなのか、蓄熱体のおかげなのか良く分かりません。
ホイールストーブは丸い形状のため、蓄熱体を入れるに適した形状ではありません。
窓が無いため、燃えているそのままの状態を見ることも出来ません。

良い解決策もないまま、調査研究は途中で断念。
もやもやと考えている内に、制作をお願いしていたストーブができあがり、我が家にやってくることになったのでした。

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一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
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一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。