弊社の提案するドームハウスでは、いくつかあるドームハウスのつくり方の中でも、ジオデシック・ドームを採用しています。
ジオデシック・ドームで、建築物として残っている最も古いものは、1953年にフォード・モーターが創立50年記念に建築したロトンダ・ドーム。他には、1967年のモントリオール万国博覧会のアメリカ館などが有名です。
このつくり方は、1947年に、バックミンスター・フラーによって考案されたもので、1970年代には、木造三角パネルやフレームを組み合わせて、個人レベルでも、数多く建てられています。
リチャード・バックミンスター・フラーとは?
リチャード・バックミンスター・フラーは、アメリカのマサチューセッツ州出身の思想家、デザイナー、構造家、建築家、発明家、詩人です。(1895年7月12日 – 1983年7月1日)
フラーはいろいろなことをしていますが、一貫しているのは、生涯を通して、人類の生存を持続可能なものとするための方法を探りつづけたということです。エコロジーの先駆者とも言えますね。
ドームハウスに限らず、自身の哲学を軸に、いろいろなモノを発明していますね。
ドームハウスを開発したキッカケ
フラーは、1922年に構造システムの仕事を始めます。そこでは、建設に手間がかからないと同時に軽量で、大きなスパンを覆うことのできるものを目指し、安あがりで効率の良い屋根を作っていました。
材料も、木材、合板、アルミニウム、ペーパーボード、プレストレスト・コンクリート、さらに竹、など多種多様で作り出してたようですね。
そこでの成果が、ジオデシック・ドームに繋がっているのです。