このところ、大学の研究室や発表会に出入りする機会に恵まれ、学生さん達の成果を見せてもらうことが多くあります。
4年間、建築の勉強をしてきた彼ら彼女らが、その全てを紙と模型で表現する卒業設計。
それはまさに建築の夢!
長い人生に於いてたった4年間の集積ですが、彼らの作品からは、きっとこれからの人生の糧になって行くのだろうなという気概を、ひしひしと感じ取ることができます。
建築学科の研究や卒業作品がどのような物か、なかなか目にする機会もないですので、ここでざざざーっとご覧頂きたいと思います。
一つ一つの作品を細かく説明することは出来ないのですが、その圧倒的な迫力や、その一点に積み上げられていった知識や努力、そしてエネルギーを感じ取ることが出来るのではないかと思います。
夢を形にするのが建築家の仕事。
そして、その夢が人々の生活を作り、町並みを作り、景色を作り、都市、国、世界を作っていくんだなあ、と若い彼らの夢を見せてもらいながら感じた次第です。