木質構造研究会技術発表会が開かれます。この研究会は、
最先端の研究内容を発表させて頂ける場で
産学協同で発表出来る場となっておりまして、
おののいてしまうのですが、
ありがたいことに、
お蔭様で今回2回目の発表の機会を頂きました。
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残念ながらネットによる遠隔発表。初期から共に研究に関わっていただいている
建築構造のソフト開発
社長と共に参加いた
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昨年実施しました
ドームパネルの破壊実験により得たデータをまとめた論
過去の実験結果も踏まえての成果発表となりました。
![](https://domehouse.info/wp-content/uploads/2020/12/04-1024x570.jpg)
![](https://domehouse.info/wp-content/uploads/2020/12/01-1024x616.jpg)
構造設計を行うために必要
と仮定して構造計算を行っ
実際に計算通りの強度が出るかどうかは、
試してみなければ分かりません。
大変な施設と費用、知見が必要となるため、
部分的な破壊実験を行ってデータを取り、
コンピュータにその値を入力して、
シミュレーションを行います。
詳細にシミュレーションするこ
壊れない建物を作ることができる、
![](https://domehouse.info/wp-content/uploads/2020/12/03-1024x616.jpg)
建築構造を学んだことがある方や、
構造体力がぐっと何倍も一気に上がる、と。
しかし、
そうではないということが
今回の実験からわかりました。
合板がどれくらい強度を高めているか、
の予測が大幅に異なっていました。
これは、誰も知らない事実です。
フラードームは
高強度の構造体を作り出すことが出来る
トラスから成っています。
トラス+合板 なのだから
相当強いのだろうと思いがちですが、
そういった思い込みは危険です。
破壊実験の結果は、
そういったことを語っているものでした。
そのようなことで
とても有意義な時間を過ごすことができました。教授とご参加のみなさんのやり取りを
同じ画面内で共有させてもらいながら、
なんだか、
「ここまで正確にドーム構造のことを理解しているのは、
とても嬉しいことです! (^^)
P.S. もし、
既存の四角い建物に合板を張って出した強度と、丸いフラードームに合板を張って出した強度では、同じ振る舞いはしないですので。