都心でのパネル組み上げと、エクステンションについて

敷地に余裕のない街中での建設現場では、

クレーンが入らない場所があります。

ここもそんな現場でしたので、

一枚一枚、ドームパネルを手で組み立てました。

次々と組み上げられ、だんだんと形になってゆく丸い屋根。

一日でてっぺんまで組み上げ、雨がかからないように養生をします。

 

このドームハウスは真ん中の大黒柱と、2つのエクステンションが特徴的です。

四角くない敷地や、細長い敷地の場合は、

エクステンションを使い、敷地を有効的に利用します。

panel-0

この写真の全体状況を絵にすると、こんな感じ。

なかなか遠くから分かり易い写真が撮れませんでしたので、

工事の状況を絵にしてみました。

ドームの手前に、エクステンション(丸いドーム本体から、はみ出させた部屋)として

一部屋拡張してあります。

panel-1

こちらは、反対側の小さなエクステンション。

panel-2

こちらも絵で描くとこんな感じ。

panel-3 panel-4

狭い街中でも、ドームハウスは建てられます。

狭いからこそ、家に入ると天井が高く、

広く感じる室内空間を持つ家づくりをしたいですよね。

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

catalog

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。