ジオデシックドームの基本形である「正20面体」の造形を元に、小さな小屋をつくりました。
名付けて 「ミニドーム」。
屋根に三角5枚。
壁に三角10枚。
合計15枚の三角から出来ています。
この造形の特徴は、
- 全ての三角が同じ形であること。
- 全ての三角の3辺が同じ長さでもあること。
つまり、全ての辺が同じ長さの正三角形の集まりなのです。
屋根も壁も床も、どこをとっても同じ長さ!
これがジオデシックドームの基本形である最大の特徴です。
見えない黄金比の四角形が、
内部に組み込まれていることにより、
こういった形が出来るのです。
さて、この小屋。
一つ一つの三角パネルは持ち運び可能。
組み立ても、簡単に出来るようにボルト止めとしました。
また、風雨をしのげるよう、
テントの壁と屋根、それから開けられる窓も作りました。
ドアはファスナー式のテント生地のものもありますが、
木製のドアを付ける方がかわいいです。
冬は、てっぺんから煙突を出し、
薪ストーブを置くこともできます。
自然を楽しむ小屋だったり、
趣味の離れだったり。
ちょっとリッチなアウトドアが楽しめそうですね。