ドームハウスの楽園

この春、DOMEHOUSEinfoのフロントページ写真が新しくなりました。
ここは、いろいろなドームハウスが集まっているドームハウスの楽園!
わくわく感が伝わる楽しいフロントページになりました。

ここには大型のフラードームを中心として、周りに正二十面体の5角ドーム、一層多く三角を施したフラー型の温室ドーム、小型のドームに、薪小屋ドーム、離れに最適なミニドームなどなど、思考を凝らした魅力的なドームが一同に介しています。
まさにドームドリーマーズの拠点!!!

 

その全容はこんな風になっています。

中心となる大型フラードームは表をコモンスペース、裏をプライベートスペースとするよう計画してあります。
表は人と車用、裏は人と犬、そして猫ちゃん用。
車は玄関前の大屋根の下まで入り込み、雨に濡れることなく乗降可能です。
裏庭には、デッキと畑、薪置き場となる丸太造りのミニドームがあります。

外部デッキやキッチンガーデンが家の中と外とを繋げてくれる中間領域として機能しています。
例えば、サラダを作っている最中、畑にミニトマトを取りに行くと、風に乗って桜の花びらが舞ってきて、デッキ下から猫が足にじゃれついてくる。
そんな風景が、リビング+デッキ+裏庭+畑+植栽+空+風、から生まれます。

右手前に見えるのは温室ドーム。 母屋のドームは上から水平に数えて4段目までのフラードームですが、こちらは更に一段増やし、5段目まで組んであります。 その分、ちょっと丸く見えます。

ここは春に苗を育てる温室ドーム。 衣食住の内、食と住を共にドームで育む。 そんなスペースになっています。
勿論、冬はぽかぽかの温室です。 冷たい八ヶ岳おろしを遮る、半外の外遊びシェルターです。

 

そして板屋根、ウッドシェイクを載せたちょっと素敵なデザインの6角ミニドーム。 丸くはないですが、これも歴としたドームの仲間です。 床の形が六角形になるように三角を12枚、上下互い違いに立てます。 その上に屋根となる三角を6個載せる。 合計18枚の三角形から構成される、小規模の三角形集合体ハウスです。

8帖の大きさは、テーブルを囲んでみんなでわいわい談笑したり、読書や物書きにも適したサイズ。 趣味の部屋や仕事部屋として、庭に一つ置けるサイズのドームです。

理想形は独立型エネルギーを入れたミニドーム。 山の中でもパソコンやスマホに充電可能な小屋があれば、いろいろな一人仕事も進みそうですね。

 

家のように充実した小屋から一点、こちらは移動式の木造テント。 テントと言っても木造です。 少々の風雨ではビクともしません。 大雪でさえ壊れることのないテントです。 幕の生地は工事用の丈夫な幕を使用。 風にバタバタあおられ続けても10年以上保つトラックの幌生地でも製作可能です。

こちらは工事現場事務所として使用していた時の様子。 真ん中に小さな薪ストーブを置き、土足で入れる休憩室として使用。 5~6人一緒に休憩できる、4帖半の大きさです。
床の形は5角形。 今度は10枚の壁パネルと、5枚の屋根パネル、合計15枚の三角にて構成されています。 透明のシートを開ければ、海の家にもなりそうですね。

畑に置いて農業資材小屋として、庭に置いて趣味の小屋にと、いろいろと働いてくれています。

最後に小さなフラー型ドームハウス。 これはこんなに小さいのに、大型の母屋と同じ形状と枚数なんですね。 この形を維持したまま、相似形にて大きくしていくと、大型フラードームと同じ屋根形状になります。 しかし小さいと、やはり中で立つことができません。 そこで、こんな風に周りの壁を高く立ち上げます。 このミニミニドームの利点は、軽トラックで運べること。

 

あちこちのイベントで、展示ブースとして働いてくれました。
小屋には小さすぎるかもしれませんが、キッチンやお風呂、トイレ等、水廻り専用小屋や、バイク置き場に適しています。 倉庫にするにはもったいないかわいさなのです。

 

 

そんなドームドリーマーズ憧れのドームハウスサイトが、私たちのフロントページを飾ってくれました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。