四角い家では不可能な空間性をつくり出すことができるドームハウス。
美しい天井の魅力をお伝え致します。
木の良いにおいと、柔らかい反射光に包まれる杉板の天井。
杉の板材は、赤身(あかみ)と白太(しらた)、
丸太断面の中心の方にある赤っぽい木と、
外周近くにある白っぽい木のコントラストがとても鮮やかです。
高級家具っぽさを感じますね。
明るい雰囲気に包まれる、パイン材の天井。
節が入りますが、かえってそれが木質感を高めてくれます。
節や木目が消えないように、うすーく白っぽく塗ると、
よりファッショナブルな洋風に仕上げることも可能。
木ではあっても、面として仕上げる合板仕上げ。
無垢板は10cm前後の巾の木を張っていきますので、
つなぎ目ラインが出てきますが、
合板仕上げでは、三角毎にツルッと仕上げることが可能。
節のある合板を使えば、同時に板っぽさも楽しめます。
最後に、なかなか出来ない、全面塗り仕上げ。
天井が広いドームハウスで、
天井全面を珪藻土にするのは問題があってちょっと大変。
どうしても、割れがでちゃうんですね。
薪ストーブの上などは特に割れ易いです。
なかなかお薦めはできないのですが、
私はこれが一番好きです!
特に夜、
間接照明に照らされると、
幾何学的な模様が浮き上がり、
とても美しいんです。
ハンモックに揺られながら、天井を眺めるって、
普通の家ではない楽しみ方ですよね!