新型ジオデシックドーム理論を用いた、新型ドームハウス完成!
旧型のジオデシックドームを ClassⅠ (クラスワン)
新型のジオデシックドームを ClassⅡ (クラスツー)
と呼ぶことにしました。
新旧の違いは、こちらをご覧下さい。
>>>新型フラードームの秘密
「シェルターとしての家づくり」
の実践型ドームハウス第一弾です。
耐震性能を高めるため、1階立ち上がり壁の形状も三角としてあります。 フラー型基本形の立ち上がり壁は、真っ直ぐな壁です。 これは世界中で半世紀の間、愛されてきたドームハウスの原型です。 このフラー型ドームハウスは、私も一番好きなデザインなのですが、このドームハウスの構造強度を更に強くしようと開発したものが、この新型クラスⅡ5/9ドーム。
新型 クラスⅡ 5/9 ドームハウス
クラスⅡ型で屋根をデザインしてあり、
球体を真横から見て、水平に9分割した内の、
上から5段分を使用したドームハウス。
という意味の名前なんですね。
構造強度を出すために、最下段を三角の集まりであるトラス形状とし、更に裾広がりとしてあります。
地震の揺れをこの裾広がりになっている1階部分の壁が、
ぐっと、
ぐぐっと、
地面を押さえつけてくれるのです。
地震の揺れは、X方向から来るか、Y方向から来るか分かりません。
つまり、東西方向に揺さぶられるか、南北方向に揺さぶられるか。
また、直下型の場合は、上下にも揺さぶられます。
どちら方向に揺さぶられても、三角の壁がしっかりと踏ん張ってくれる。
この新型ドームハウスは、そう言う形を目指しています。