ドームの骨組みは美しいですよね~
「この造形美をもっと生活に取り入れたい」
と思う方は多くいらっしゃるはず。
今回はそんな方に朗報です。
プランターにドームをかぶせた
オブジェ的な植木鉢づくりのご相談を受け、
こんなアイデアを描きました。
大きさは直径60cm。
寄せ植えを目的とする大型のプランターです。
上に載るドームは針金のようなワイヤーのドーム。
蔓植物が絡み付き、間から花がのぞき、
面白い景色になりそうです。
プランターは間伐材を利用した杉や桧製とし、
横から見たサイズを、黄金比にしようと言うことに。
ワイヤーのドームは、毎日水をかけられるため、
さびにくいステンレスが良さそうです。
細いワイヤーをコネクターでつなぐドーム。
そんなコネクターの仕組みで思い浮かべるものは
「竹ひごドーム」で開発した粒です。
しかし今回は、
どうしても線だけで作りたい、
と困難な要望を繰り返し、
苦労の末やっと、
何でも作り出してしまう凄腕の製作仲間から
こんな試作が届きました。
これはすごい!
素晴らしいものになること間違いないと確信。
ワイヤー部分はステンレス。
コネクターもステンレスをピッタリ差し込める
筒になっています。
数日後にやってきたドームは、、、
美しぃ~
造形美はもちろん完璧。
純粋なフラー型ドームですから。
さぁ、これから、
各パーツがバラバラにならないよう
固定するために接着です。
これがちょっと大変でした。。。
作ってから角度を調整しようと思ったところ、
こっちをギュッと固めると、
あっちが緩む。
これは「竹ひごドーム・キット」の組み立てでも同様。
組み立て動画でその模様を見て頂けますので、
こちらの組み立て動画もどーぞ。
「竹ひごドーム」
パーツを組み立てる順番が、
結構大事ってことですね。
しかし、いつも思うことながら、
自分の手で組み立てるのって、
ホントに楽しいんです!
箱庭療法という
神経症・心身症・緘黙症・統合失調症・うつ病のための心理療法があるんですって。
それは箱の中に自分の世界を自分の手で作り上げる作業なのですが、
模型造りの作業もこれに似ているんですよね。
夜中ひとりで黙々と作っていると、
いろいろなことを考えながら没頭し、
知らぬ間に気持ちや心の整理ができてしまう。
話がそれてしまいましたが、
この感動を世界中のドームファンに届けたいといつも思います。
作る楽しみ、学ぶ喜び、
模型作りから見える世界が変わってくるのが、
このフラードーム模型の組み立てなんですね。
次に、プランター。
こちらは桧の無垢材での製作です。
木工細工はお手のものの開発部さんです。
かなり高級な感じのものが出来上がってきました。
木は痩せて縮みます。
濡れたり乾いたりを繰り返す過酷な環境では、
更に割れて外れる事も考えられます。
そこで試作では、内と外にバネを入れて、
植木鉢がバラバラにならないようにしてもらいました。
これら二つを組み合わせると、、、
ほぉ~~~
美しぃ、、、
みんなからため息がもれるほど。
土を入れると、更に良い。
美しい道具は、愛され長く使われます。
身近に置いておくだけでも、
片隅に見えているだけでも、
嬉しくなり、また生活に潤いを与えてくれる。
そんな道具になってくれれば嬉しいなぁ
と思いながら、
新緑の八ヶ岳の発表会場へと向かいました。
折角の寄せ植えプランターです。
土だけではかわいそうなので、
その辺に生えている草花を掘り集め、
植えてみました。
草っぽさがぬぐえませんが、
タンポポもドームの下では美しぃじゃないですか。😆
そして、ロゴ。
この春、密かに始動し始めた新しいプロジェクト
ここでプランタードームと共に発表させて頂きますね。
「DOME PRODUCTS」
produced & design by わだたかひろ
です!
小さな商品を通して
ドームの素晴らしさを世の中に広めるための活動
を始めました。
ミニドームもキット商品は「DOME PRODUCTS」のブランド商品。
これから続々と生活にドーム美をもたらしてくれるアイテムを作っていきたいと思います。
集まれ、ドームファン!
Welcome to our Dome World !