薪ストーブでローストチキン

クリスマスは薪ストーブが大活躍します。
オーブン付きのクッキングストーブでなくても、
いろいろと料理を楽しむことが出来ます。

クリスマスは鳥の丸焼き、ローストチキンですね!

毎年、あと一歩の感じでしたが、今年は大成功。

roastchicken1

まずは、ストーブを普通に使い、ストーブ本体を温めておきます。
火が落ちてきたところで、ナラやクヌギ等、
堅めの良く乾いた枝を投入。
固い枝はすぐに炭になります。
柔らかい枝だと、あっという間に燃え尽きてしまいますし、
普通の薪だと、なかなかバラバラの炭にならず、
ダッチオーブンが入りません。

炭を作ると同時に、豆炭を10個くらい上に載せて着火します。
左の方に丸く見えるのが豆炭。
この豆炭が成功の鍵なのです。

roastchicken2

ダッチオーブンに鳥を入れますが、
鍋底に丸めたアルミホイルを転がして、
鳥が浮いている状態にします。
そのまま入れると、火が通る前に焦げてしまうんです。

もう一つ、クッキングシートで鳥をくるんで入れます。
大きな鳥だと、ダッチオーブンのふたに鳥がくっついてしまいますので。

ダッチオーブンは、足つきのもの。
普通のでも良いですが、
鍋の下に空気が通らないと奥の下の方の火力が落ちてしまい、
均等に焼けません。
また、ストーブ内に入れる時に、斜めにならなくて扱いやすいです。

roastchicken3

下の火が均等になるように炭をならし、
ダッチオーブンを火の上に置いて、
オーブンの上に豆炭を並べていきます。
豆炭10個と、その間に赤い炭のかけら。

roastchicken4
そしてストーブの扉を閉めて、ストーブの空気流入口を全開にします。
薪が真っ赤になりますが、それでOK。
炎が出るとまずいですので、炎が出てしまうようだと、
ちょっと空気流入口を絞ります。

どうもダッチオーブンが邪魔をして、
空気が上手く奥の方まで流れないようなのです。
だんだんと火力のバランスが悪くなってくる気がしますので、
15分くらいしたところで、ダッチオーブンをくるっと回します。
ついでに、ふたも180度くるっと回しておきます。

roastchicken5

それから待つこと更に15分。
そっとふたを開けてみると、、、良い感じですね!

roastchicken6

ダッチオーブンの下と上の火を、全て横によけてしまいます。
ちっちゃな柄の長いスコップがあれば便利ですね。

火を右に、鍋を左に離して、
これ以上焼けないようにしてから、テーブルの準備。

roastchicken7

良い感じですね!
薪ストーブの楽しみでした。

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一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
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一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。