ドームハウス内部の木工事、進行中です。
無垢板張りの天井は、巾が10cm前後の板を張っていきます。
三角の天井に板を張るには、まずは床で三角の形状に板を切り揃え、準備をした上で張ります。
合板仕上げや、ボード仕上げ、ボードの上に塗り材仕上げの場合は、1820mm×910mm(3×6板:さぶろくばん)の板をバッバッと切って、バンバンっと張れば良いのですが、無垢板仕上げの場合はそうは行きません。
大工さんがコツコツと、一枚一枚計算通りの角度を付けながら切り、必要枚数を準備し、丁寧に張っていきます。
熟練の技による仕上げは、やはり美しいです。
ドームハウスの間取りを考えるときは、天井がなるべく広く見えるようにプランニングをしたいものです。
出来れば半球ドームの天井が半分見えるように、2階の床は180度、つまり半分を吹抜にする。
しかし2階に個室を多く設けたい場合は、そうもいきません。
それでも何とか2/3までを床とし、残りの1/3くらいは吹抜としたいです。
こちらは、上手く半分近くを吹抜にする事が出来ましたので、ダイナミックなドームハウスらしい天井の景色をつくることが出来そうです。
ロフトに付けた八角形の小窓も、ドームのトップ、中心にあり、ドームハウスらしい美しい吹抜になりそうです。
仕上がりが楽しみですね。