敷地に余裕のない街中での建設現場では、
クレーンが入らない場所があります。
ここもそんな現場でしたので、
一枚一枚、ドームパネルを手で組み立てました。
次々と組み上げられ、だんだんと形になってゆく丸い屋根。
一日でてっぺんまで組み上げ、雨がかからないように養生をします。
このドームハウスは真ん中の大黒柱と、2つのエクステンションが特徴的です。
四角くない敷地や、細長い敷地の場合は、
エクステンションを使い、敷地を有効的に利用します。
この写真の全体状況を絵にすると、こんな感じ。
なかなか遠くから分かり易い写真が撮れませんでしたので、
工事の状況を絵にしてみました。
ドームの手前に、エクステンション(丸いドーム本体から、はみ出させた部屋)として
一部屋拡張してあります。
こちらは、反対側の小さなエクステンション。
こちらも絵で描くとこんな感じ。
狭い街中でも、ドームハウスは建てられます。
狭いからこそ、家に入ると天井が高く、
広く感じる室内空間を持つ家づくりをしたいですよね。