ドームハウスの屋根は、「アスファルトシングル」で葺いてある建物が圧倒的に多いです。
屋根材を葺く場合、山や谷になっている部分を施行することが難しく、ドームの形状が山や谷だらけで大変だからというのがその原因。
アスファルトシングルは、アスファルトを主成分とするシートの表面に、小さな石の粒がサンドペーパーの様に吹き付けられているもので、柔らかいため山や谷の部分も曲げて貼る事が出来ます。
ドーム屋根を構成する三角パネルの外周はほぼ全て山ですので、曲げて貼れるというのは、防水性も確保出来て使い易い訳です。
しかし今回、鉄板を採用しました!
ガルバリウム鋼板と言い、錆びにくく、遮熱性能も高い素材です。
住宅の屋根ではこの通称「ガルバ葺き」は一般的な屋根材なのですが、ドームハウスの世界ではなかなかガルバ葺きの屋根は見つけられません。
ドームハウスの屋根形状は、板金加工がものすごく大変ですので、外国でもなかなか施工できる板金屋さんがいないんでしょうね。
ガルバ葺き、最高に美しいです!