ドーム内部の木工事、天井張り

ドームハウス内部の木工事、進行中です。

無垢板張りの天井は、巾が10cm前後の板を張っていきます。

三角の天井に板を張るには、まずは床で三角の形状に板を切り揃え、準備をした上で張ります。

合板仕上げや、ボード仕上げ、ボードの上に塗り材仕上げの場合は、1820mm×910mm(3×6板:さぶろくばん)の板をバッバッと切って、バンバンっと張れば良いのですが、無垢板仕上げの場合はそうは行きません。

大工さんがコツコツと、一枚一枚計算通りの角度を付けながら切り、必要枚数を準備し、丁寧に張っていきます。

熟練の技による仕上げは、やはり美しいです。

 

 

ドームハウスの間取りを考えるときは、天井がなるべく広く見えるようにプランニングをしたいものです。

出来れば半球ドームの天井が半分見えるように、2階の床は180度、つまり半分を吹抜にする。

しかし2階に個室を多く設けたい場合は、そうもいきません。

それでも何とか2/3までを床とし、残りの1/3くらいは吹抜としたいです。

こちらは、上手く半分近くを吹抜にする事が出来ましたので、ダイナミックなドームハウスらしい天井の景色をつくることが出来そうです。

ロフトに付けた八角形の小窓も、ドームのトップ、中心にあり、ドームハウスらしい美しい吹抜になりそうです。

仕上がりが楽しみですね。

ドームハウスのいろいろな美しい天井

2017.07.28

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

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一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることが出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。