日本では二世帯住宅などで、2つの住宅を繋げた「完全分離型」という方法があるのですが、2つのドームハウスを繋げて、ひとつの建物として提案をするなんて、日本では見かけたこともないですよね。
実は、デンマークのフェロー諸島の会社が、2つのドームハウスを繋げる提案をしています。
2つ繋げるメリットを挙げると、それぞれのドームハウスに、独立した機能をもたせることができます。例えば、寝室などの落ち着いた生活空間と、キッチン・玄関・トイレ・バスルームなど活動的な生活空間に分けることもできますね。

小さなドームハウスVer.
小さなドームハウスVer.では、25平方メートル(約7.6坪)ほどの、2つの小さなドームハウスを繋げて、50平方メートル(約15坪ほど)になっています。2つ繋げても15坪ですから、結構コンパクトなサイズです。
さらには、水平の土地だけでなく、段差のある土地に対しても、繋げる提案をしています。土地のクセは、活かせばその家の個性にも繋がりますからね。


大きなドームハウスVer.
大きなドームハウスVer.では、50平方メートル(約15坪)のドームハウスを2つ繋げることで、100~180平方メートル(約30~55坪)のドームハウスにすることができます。大きなドームハウスだと2階部分も使えますから、広さも調整ができるようですね。
ひとつが50平方メートル(約15坪)ほどあれば、住むための空間だけでなく、アトリエや工房などにも使えますし、カフェやレストランやショップなどのお店としても利用ができますよね。

そのデンマークの会社は、こちらです。
- http://www.easydomes.com/

上記の例は、小同士、大同士の組み合わせですが、大と小を繋げたドームハウスもありですよね。