海外のドームハウスと日本のドームハウスとでは何がどのように違うのか?

海外のドームハウスをちょくちょく紹介していますが、海外のドームハウスと日本のドームハウスとでは、何がどのように違うのか?気になるところです。

本質的なドームの構造は、ジオデシックドームと呼ばれる形状で変わりませんが、日本のように雨の多い地域と、これまで紹介してきたノルウェーやロシアなどの極度に寒い地域や、オーストラリアやアメリカなどの温暖な地域では、仕様はもちろん異なりますが、細かい部分のつくり方(ディテール)も異なります。

例えば、オーストラリアやアメリカのドームハウスは、上部に換気のためのスペースが、少しボテッとしています。(全部のドームハウスがこんな感じではないと思いますが)

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アメリカ

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日本

アメリカのワシントン州ポート・タウンセンドのドームハウス

2016.09.15

豪華さとエコロジーが同じ屋根の下で存在するのがドームハウス

2016.09.08

デザイン面では、ロシアやヨーロッパのドームハウスは、スタイリッシュな感じがしますね。

ロシアのドームハウスは、機能性とデザイン性を備えたコンパクトでシンプルな家

2016.10.10

獅子舞と爆竹で祝う中国のドームハウス

2016.09.01

ガラスでできたドームハウスの中にソーラーパネルと家がある!?

2017.01.07

先日、紹介しましたノルウェーのドームハウスは、海外の記事ではいくつか取り上げられており、有名なドームハウスのようです。先日紹介した動画とはまた違う動画を発見しましたので、掲載しておきます。

こちらのアルミとガラスでできたドームは、イングランドの会社が『SOLARDOME』というブランドで設計しているようですね。ホームページには、「アルミフレームは、100年以上の構造的な寿命を持つ最小限のメンテナンスを必要とし、非常に過酷な条件に耐えるように設計されています。」を書かれています。さらには、『Product(製品)』ということで、企画化されたいくつかのカタチが掲載されています。

Welcome to Solardome Industries

SOLARDOMEのプロモーションビデオを見ると、子どもの遊び場スペースとして活用されていたり、

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植物を育てるスペースとして活用されたり、

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団らんのスペースとして活用されていたりしています。

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SOLARDOMEのプロモーションビデオ

家を大きく包み込むものから、こじんまりとした小さなサイズまで、いろいろありますね。こういう感覚は日本人にも合うと思いますよ。

海外のドームハウスと日本のドームハウスを比較してみて

海外と日本、どちらが良い悪いと言うより、やはり家というものは、それぞれの国や地域の気候に対応するべき、特徴を持ち合わせるべきものです。日本は多湿で雨も多いですし、風など台風も来ますから、雨仕舞の部分はしっかりと意識を向けて建てないといけません。ドームハウスのような球型ならなおさらです。下手な職人だとまともに建てられないでしょう。

だから、弊社では、ドームハウスを建てる職人さんは、知識・経験・意識といった信頼できる技術を持った腕の良い方に依頼をしています。腕の良い職人さんが1棟1棟しっかりと建てていきますから、どうしても棟数を多くこなすことはできないんですよね。「腕の良い職人さんでないと、ドームハウス本来の良さを活かせない」と言っても過言ではありませんよ。

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

catalog