小屋の手づくり土間(その2:土の配合)

現場の土を固めた土間を、伝統技術のたたきではなくDIY的に簡単に作りたい、
ということでこんなことを考えました。

土をセメントで固めてしまおう。
ちょっときれいな色にしてしまおう。

必要な材料を集めたら、まずは配合です。

土だけでは固まらないため、セメントを硬化剤とし、ぼろぼろしないようにつなぎ材に砂を混ぜて土間の材料を作ります。
セメントは普通のポルトランドセメントだと、何を入れてもコンクリート色にしかなりません。
土の色をきれいに出すために、真っ白なホワイトセメントを使用することにしました。

こんなのですね。

ウチの赤土は湿っていると良い色なのですが、どうも乾くとくすんだ色になってしまうようです。
灰色になってしまうとコンクリートの土間とそれほど代わりなく、冷たい雰囲気であまり好みではありません。


まずは、土だけでサンプルを作ってみました。
作りたてで湿っている間は、なかなか良い色です。
しかしこれが乾くと、全く異なる色に変化してしまうんですね。

ベージュというか、灰色がかった肌色というか。
土っぽさが無くなってしまいました。
赤土からはほど遠い色ですね。

そこで、次は色粉を入れてみることにしました。

はじめは鉱物を粉末にした顔料。
しかしこれは失敗でした。
土の色が強すぎて、いくらいれても全く色が着きません。

次はベンガラ。
土の赤っぽい色が乾くことによって薄くなるため、更に赤くするのは良いかもしれない、との考えからです。

ベンガラはかなりきつい色をしていて、ほんの少しで色が着くことが分かりました。
これは大正解。

なんとか、乾いても赤い色が残っているサンプルを作ることができました。

土、砂、ホワイトセメント、そしてベンガラのそれぞれの分量を変えてみながら、何パターンもサンプルを作ります。
乾かないと色がわからないので、非常に難しいんですね。

その中から良い配合を見つけ出します。

同じ配合になるようにコンクリートミキサーで、がらがらがらと大量に土間材をつくります。
大量に作ると、なんだかちょっと色が変わってしまう、、、

ベンガラの正確な分量が問題なんですね、きっと。
そこはご愛敬ですね。

材料ができたら、いよいよ次は左官仕事。

が、その前に、ちょっとこちらを。

わんこではなく、
わんこの足下の、足跡!

ちょっと良いでしょ。

土間を敷き込む前に、この大理石から作られたわんこフットプリントのご紹介をいたします。

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

catalog

ABOUTこの記事をかいた人

和田 啓宏

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることの出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。