土地の強度を調べる、平板載荷試験

家を建てるには、まずは土地が必要ですね。
出来れば良い土地を見つけたい。

良い土地ってどういう土地でしょうか?
南側が開けていて、日が良く当たる。
道路付きが良く、車でもアクセスしやすい。
景色が良い。
いろいろと考えられます。

しかし、設計をする上で大切なことは、地面の中にもあるんです。
家を建てられるだけの強度が、その地盤にあるかどうかです。

地盤の強度って聞き慣れない言葉ですね。
土にも強い、弱いがあるんです。

例えば、水を含んだ粘土の地盤。
これはスポンジを思い浮かべてもらえば想像できます。

水を含んだスポンジの上に重石を載せてみましょう。
時間と共にスポンジから水が抜けていき、石はだんだんと沈んでいきますね。
水を含んだ柔らかい粘土の上に家を建てると、同じく時間と共に沈んでいきます。

スポンジの端っこに重石を載せると、だんだんと傾きながら沈んでいきます。
同じように柔らかい地層が斜めになっていたり、地面の中でその厚さが異なると、上の家はだんだんと傾きながら沈んでいくことがあります。

地面の強度は計ることが出来ます。
1平方m当たり、3トンの強度がある土の上には、1平方m当たり2トンの建物を載せても沈みませんが、5トンの建物を載せると沈みます。
単純な算数ですね。

こちらの現場は、地盤が大変弱く、建物を建てられるかどうか微妙な地盤でした。
そこで、地盤面に実際に荷重を掛けて、どれくらいの強度があるかを調べました。

実際に建物の基礎が来る部分まで地盤を掘り下げ、その地盤に荷重を掛けます。
データーを元に設計を行えば、家が沈むことはありません。

地面の中も、大切です。

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一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
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ABOUTこの記事をかいた人

和田 啓宏

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることの出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。