小さなオフグリッド電源を作ってみた(その2)

電力会社から切り離された、自分だけの電源システムができると、やっぱり気になるのは充電方法ですね。
コンセントから充電したり、走行中の車のシガライターから充電することも出来ますが、ここはやはりソーラーパネルで充電したいです。
太陽光は無限に降り注ぐタダ(無料)のエネルギー。
太陽光パネルも普及と共に種類が増え、少しずつですが価格も下がってきています。

パネルの選択は、バッテリーの容量によってサイズを変えてやる必要があります。
家中の家電を使いたい場合は、何十枚もソーラー発電パネルが必要ですが、車のバッテリー数個であれば、1~2枚のパネルで十分です。

この電源装置は小型のため、キャンプなどのアウトドアでも使えそうです。
そこで、ソーラーパネルも折りたたみ式の軽いものにしてみました。

ガラスを使用していないため、屋根に載せるパネルと比べると、1/5の軽さ。
コードも周辺機器も後ろのポケットに片付けることが出来て、持ち運びには最適です。

何よりも1/3に折りたたむことが出来、カバンのように持ち運ぶことができるのが魅力。
大きさは、広げると車のフロントガラスの内側に、ピッタリ広げられるサイズのものとしました。
アウトドアで遊んでいる昼間に、駐車中の車内に広げて充電することが出来ます。
夜になると、キャンプサイトに持って行き、大型バッテリーとして活躍させる。
そんなことも想定してみました。

ソーラーパネルを接続するには、充電のしすぎによりバッテリーを壊してしまわないように、充電のタイミングや電気量をコントロールする機器が必要です。
この充電コントローラーを付けてやれば、晴れている時に勝手にどんどん電気を蓄えてくれ、充電完了と共に自動的に切ってくれます。
持ち運べるサイズのバッテリーとは言え、電圧管理を行わず過充電をしてしまうと、発火や爆発の恐れがありますので電気製品の扱いには注意が必要です。


春の穏やかな日ざしで、森の木立の影が少しソーラーセルに掛かっていますが、それでも18.5Vの発電電圧。
パネルの一部に影がかかっても、ほとんど発電量が下がらないのは驚きです。


バッテリー側の電圧は、14.5V。
バッテリーに充電できるだけの電圧を、太陽光だけから取り出せている事が分かります。


充電コントローラーの種類によっては、USB端子の出力を備えた物があります。 USB端子からは常に5Vの出力を取ることができますので、こんな風にバッテリーに蓄電しながら、同時に携帯電話やタブレットの充電をする事も出来ます。

太陽さえ出ていれば、携帯の充電が出来るって、安心ですよね。
海や森の中でのレジャー時だけでなく、災害時にも役に立ちそうです。

電力会社に接続して売電する場合は異なりますが、独立型の家庭内電力システムは、基本的にはこれだけのシステムです。 あとは、使用する電力量によって、バッテリーの容量や数を増やし、同時にソーラー発電パネルを適量に増やしてやれば良いのです。

ソーラーだけでなく、風力発電や水力発電であっても、同じ仕組みで構築できます。

エネルギー自給型の小屋 と グランピングドーム

2018.03.19

こんなエネルギー自給型の山小屋も、数枚のソーラーパネルとバッテリー、充電コントローラーがあれば実現可能。

ドームハウスの屋根をソーラーパネルにするというのも良いですね。
各パネルの向きが異なり、パネルによって発電電圧の差が大きくなりますので、特殊な制御装置の開発が必要そうですが。。。

いろいろと夢が広がるオフグリッド構想です。

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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ABOUTこの記事をかいた人

和田 啓宏

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることの出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。