古いバッテリーを復活させてみる

何年も前に何度か上げてしまって、交換した古バッテリーが倉庫の中に取ってありました。
以前乗っていた寒冷地仕様の4WD車は、バッテリーを2つ搭載していた為、同じ型の同じ時期のものが2つ。
そんな古バッテリーが他にも3つで、合計5個の古バッテリーがありました。

ある時、車のバッテリーって使えなくなってしまったものでも、いくらかで買い取ってくれるという話を耳にしました。
聞くと、どうも復活させる術があり、使える状態にしてアジアへ輸出し売るらしいという噂。
へー、復活できるんだぁと思い、いろいろと調べてみました。

電圧が低くなってしまった、いわゆる上がってしまったバッテリーは、コンセントから専用の充電器を使って充電できます。
ウチでも何度もやっています。 だから使えなくなってしまったのですが、、、

この充電器、ちょっと高性能な充電器があり、特殊な充電方法によって弱くなってしまったバッテリーを復活させる機能が付いているものがあるんです。
バッテリーの中は、いくつもの小部屋に分かれていて、それぞれの部屋の中に電極となる銅板が入っています。 これがどっぷりつかっている希硫酸と化学反応を起こし、電気を貯めたり出したりしています。
満充電に近い状態で、電気を貯めたまま使っている分には問題ないのですが、放電状態で置いておいたり、中の電気を使いすぎてしまい、電圧が低くなったままにしておくと、内部に結晶が生まれ、電極を包み込んでしまいます。 この結晶が電気を通しにくくし、完全に包まれてしまうとそのバッテリーは古くなくても使えなくなってしまいます。
これをサルフェーションといい、この問題の結晶を除去することができれば、充電できなくなってしまったバッテリーも復活するそうなんですね。

まずは実験的にサルフェーション除去効果があると謳っている液を足し、充電してみました。
しかしこれは失敗。 何時間充電しても、電圧は変わらず、充電出来る状態にはなりませんでした。

しかたがないので、ちょっと高価なサルフェーション除去機能があるという、パルス充電器を購入。
新しいバッテリーを買った方が良いじゃん、という周りの言葉を聞き流し、バッテリーよりも高価な充電器を導入してみました。

パルス充電というのは、ただ単に電気を流すだけでなく、瞬間的に強弱を繰り返して、電気的な振動を与えるそうです。
そのパルス装置により、銅板の表面にくっついている結晶を破壊し、脱落させるらしいのです。
これを、先ほどの充電出来なかったバッテリーに施してみました。
通常は4~5時間もあれば充電し終わるようですが、半日たっても表示は充電中。 しかし表示電圧は少し上がっているように見えます。  大丈夫なのかなと思いながら夜中もほっておき、1日そのままの状態で充電してみました。
すると、忘れたころに「ピーッ!」と終了の音が。
なんと充電が完了したようです。

古い安価な充電器では充電できなかったバッテリーですので、念のため、もう一度、同じ充電行程を繰り返してみました。
2回目は数時間で充電完了。
これは良いかもしれませんね。

5個あった古バッテリー。 次々に同様の処理を行ってみました。
結果、3個が復活。
2個は、極板洗浄剤の粒を入れたり、ゲルマニウム配合電解液を追加したりしながら、何十時間も充電を繰り返しましたが、どうやっても復活しませんでした。
ダメな物はダメなんですね。

3個の復活したバッテリー。 折角ですので、これで独立型の電源装置を作ってみようと思います。

※パルス充電器であっても使えなくなったバッテリーが復活することはないと書いてあるHPもありますので、もしかすると、完全にダメになってしまっていたものでは無いのかもしれません。

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一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

和田 啓宏

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることの出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。