格好いいドームハウスの設計

ドームハウスは三角が集まって出来ています。

それぞれの三角は、すべての底辺が地面と平行になっているわけではありません。

あっち向いたり、こっち向いたりしています。

 

三角の並び方に規則性はあるのですが、

ジオデシックドームの構造(三角の並べ方)を理解していないと、

ばらばらにしか見えません。

ジオデシックドームの基本形

2016.08.09

 

例えば、夜の星空。

知っている星座がある場合は、頭の中で形になって浮かび上がって来ます。

不思議と白鳥やサソリに見えてきます。

でも、知らない星座ばかりのところは、単に点の集まりにしか見えないですよね。

 

ジオデシックドームの場合は、慣れると5角形と6角形に分かれて見えてきます。

特徴的な5角形が、最初に浮かんで見えてきて、

その5角形の周りに6角形が取り巻いている様子が見えてきます。

 

反面、規則性がつかめない場合、斜めの線の集まりでしかありません。

斜めの線の集まりというのは、人によっては不安定に感じてしまいます。

特にドーム本体に設置する天窓を、ランダムに設置してしまうと、

なんだか落ち着かない感じが強調されてしまいます。

どうして落ち着かないのか、その理由まで気にする人はいませんので、

なんだか変な建物だな~、で終わってしまい、

残念なイメージが残ってしまいます。

 

そこで、上手くデザインすることによって、

この不安定に感じる要素を無くしてしまえば良いわけです。

格好いいドームハウス、かわいいドームハウスは、

デザインによって生まれます。

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こちら、美しさを追求したドームハウスです。

一般的な建物は、真っ直ぐな地面に建ちますので、

地面という水平ラインが基準として目に入ります。

しかし、この建物は斜面に建っているため、地面も残念ながら斜め。

(木で覆われてしまっていますが、、、)

そこで、人工的に真っ直ぐなラインを強調した四角い造形を、手前に配置しました。

真っ直ぐな屋上ラインが、目線近くに来るため、

どっしりとした安定感を出すことができています。

ドームの屋根をより美しく見せるための屋上は、

花見をしたり、星を見たり、布団を干したり、

いろいろ楽しめたりもするのです。

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斜めばかりのドームハウスを、美しく安定した建物にする秘密は、

そんなデザインの配慮にあるのです。

 

私たちは、美しいドームハウスをつくります!

ドームハウスにご興味をお持ちの方へ

一人で家族のみの協力の下で始めた、森のドームハウス建設に始まり、
ドームハウスの専門家が集まり始めたドームドリーマーズを経て、
より多くの方々への情報を伝えるためのドームハウスインフォ設立に至りました。

 

お陰様でドームハウスの実績や活動内容も充実してまいりましたので、
カタログを制作してお届けすることができるようになりました。

ドームハウスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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ABOUTこの記事をかいた人

和田 啓宏

一級建築士事務所 studioPEAK1(スタジオピークワン)代表。 山梨の県北、南アルプス山脈甲斐駒ヶ岳の懐に位置する白州町の森にて建築・設計活動をしています。白州に活動の場を移して十数年。この自然の中でしか感じることの出来ない事を学び吸収し、建築に反映してきました。技術力やデザイン力のみではなく、心からわくわくし、楽しくなる建築をめざし日々精進しています。